2019-11-19 第200回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
そして、暗記させられていたものは何だったんだろうか、その攻撃対象は何だということになるわけですが、例えば英語や国語では、文法を丸暗記させて覚え続けることだけを授業をやっていたら、それは生徒は付いてこないというふうに思います。ある程度の文法は必ず覚えなければならない、しかし、それは度を超えては授業が成立しない。大学でも、暗記やあるいはまた記憶中心の授業というのはほとんどもうないだろうと思うんですね。
そして、暗記させられていたものは何だったんだろうか、その攻撃対象は何だということになるわけですが、例えば英語や国語では、文法を丸暗記させて覚え続けることだけを授業をやっていたら、それは生徒は付いてこないというふうに思います。ある程度の文法は必ず覚えなければならない、しかし、それは度を超えては授業が成立しない。大学でも、暗記やあるいはまた記憶中心の授業というのはほとんどもうないだろうと思うんですね。
その授業の内容がどういうものかというと、公務員試験の過去問をひたすらみんなで読み合わせる、公務員試験の過去問を丸暗記させるという授業をやっているそうなんです。丸暗記ですよ。それで、先生がここの部分はこういうことだよと解説を入れようとすると、創業者が、教員を制止をして、やめろ、解説するなということを言っていたと。
だって、過去問を丸暗記するんですよ。丸暗記するような授業で本当に試験に受かるようになるんですか。ちなみに、官僚の皆さんが来ておりますが、伯井高等教育局長は、試験に受かっていると思うんですが、過去問を丸暗記して公務員試験は受かるものなんですか。
教育勅語の丸暗記を通じて幼稚園でどのような教育が行われてきたのか、これまでの国会審議の中でも明らかにされておりませんけれども、文科省はこの件について問われても、今大臣もおっしゃったように所轄庁が判断するということで、そのことに対する意見というものは避けてこられたようです。
○神本美恵子君 四月以降、理事長が替わって今のようなふうに変わったというのは分かりましたけれども、その前にどのような教育がこの丸暗記、暗唱を通じて行われてきたのかということについては所轄庁は把握をしているのかどうか、そのことについて文科省に報告があっているかどうか、お伺いしたいと思います。
○神本美恵子君 塚本幼稚園のこの教育勅語丸暗記、暗唱の教育について、文科省としては報告を受けたけれども、それについては何ら勧告をされていないのでしょうか。
防衛大臣として、教育勅語の丸暗記を否定しない、否定するということを明言しなかったり、教育勅語には日本社会が取り戻すべきそういう精神がある、そうしたお考えは自衛隊員を預かる防衛大臣として全く不適切な、そういう見解だとお考えにならないでしょうか。
実は、このとき文科省の担当者が丸暗記は問題だというふうに稲田大臣に説明したらしいんですけれども、稲田大臣は丸暗記、丸覚えについては問題がないというふうにおっしゃっているんですけれども、この見解、今も変わりませんでしょうか。先ほど御説明しました衆議院と参議院の本会議の過去の決議、教育勅語を排除する、憲法及び教育基本法の根本理念に反すると、そうした決議も踏まえながら答弁いただけますでしょうか。
そんなことまで丸暗記しろなんて言いませんよ。 ですが、これは我が国に対する直接の武力攻撃に至るぐらいの深刻な場合の話なんだということを、大臣、御存じないということがよくわかっちゃったんですよ。
○小西洋之君 安倍総理も文科大臣も、幼稚園での教育勅語の丸暗記について否定をされませんでした。驚愕しております。 配付資料の十ページ、実はこうした教育勅語についての解釈の在り方は安倍内閣によって変えられてしまっているんです。
安倍総理、あなたの閣僚、総理の閣僚である稲田大臣の教育勅語に対する見解、先ほどの見解ですね、この道義国家は取り戻さなければいけない、その核心が教育勅語の中にある、また教育勅語を丸暗記することに何の問題があるのか、これらの見解を踏まえて、総理は教育勅語について政治家としてどのような見解をお持ちでしょうか。
この安倍総理の答弁の本質的な一番の問題は、教育勅語の丸暗記をしていること、大阪の塚本幼稚園という名前を出して、これはいいことだというふうに質疑者は言っているわけです。
しかし、新聞の読者は、文科省が教育勅語の内容自体に反対していると理解しますと、文科省に対して、教育勅語を丸暗記させることは現在の教育ではよくないというようなことを言っているのはけしからぬみたいなことを言っているわけです。
○辻元分科員 きょう、文科省、来ていただいていると思いますが、教育勅語を小学校で丸暗記させて、素読して、そして朝から唱えるというようなことは、現在の教育基本法や教育指導要領でいえば、これは問題がある教育だということになるんでしょうか。いかがでしょうか。
学問的な知識を軽んじ、指導法だけを丸暗記させることにつながりかねないやり方は慎むべきであることも申し述べ、討論といたします。
と同時に、日本の教科書は戦前のような国定教科書ではありませんから、政府の公式見解だけ丸暗記すればよいというものではありません。 例えば、尖閣諸島をめぐって領土問題は存在しないというのが日本の公式見解ですが、それでは子供たちが問題の本質を理解できないのではないかというふうに思うわけであります。
○政府参考人(杉山治樹君) アレフの具体的な活動としては、麻原の肖像写真を道場の祭壇へ常に掲示をして、そしてその麻原に対する絶対的帰依を求める詞章を繰り返し唱えるような修行、あるいは麻原の説法を丸暗記させるような修行などを相変わらず続けておるということでございます。
私も中学生時代だったですか、国語の授業でこの前文を丸暗記させられました。当時は、先生から、これは美しい文章だ、こう言われたわけでございますが、しかし、子供ながらにも、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」というのは、何となく、すっと入らなかったことを今思い出しているわけでございます。
あなたの優秀な頭脳を原稿の丸暗記などに消費していては駄目だ、国民注視の委員会の委員長として求められる、もっと大きな問題意識にこそあなたの脳みそを使うべきだと。彼には、子供のころに身に付けるべき周囲と円満にコミュニケーションを図るという基本的資質を人生の傍らに置き忘れてきた節があります。 本法案審議での根本的な問題は、まず、政府が国会に提出した原案が不備な内容だらけであったことです。
その方が、法科大学院をなぜつくったかという理由について、今までの司法試験は丸暗記をすれば合格できたんです、そんな人では優秀な法曹を得られないので法科大学院をつくりましたと、こういうふうに胸を張っておっしゃいましたので、失礼ですがあなたは司法修習何期ですかとお聞きしたら、いや、私は司法試験受けたこともありませんと。
○国務大臣(江田五月君) 委員が御自身が司法試験を受けられた当時のことから大平さんのことなどいろいろお話になりまして、ここでいろいろお答えをしたいんですが、短く答えろというので全て省略をしますが、丸暗記で通った人もいるとは思います。しかし、私は全く暗記はしていなくて、何か人によっては私が六法全書を一ページ一ページ全部食べてしまってなんていうようなことを言う人がいますが、そんなことは全くありません。
私は、千葉大臣とか同僚の稲田先生とか辻先生が、丸暗記で通ってきたばかりの人とかいうふうには全く思わない。すぐれた方だと思っています。ただ、中にはいろいろな弊害もあったかもしれない。ただ、それを直すために、予備校に頼らないために法科大学院をつくったはずなのに、受験予備校に通う金を援助している。これはもう、理念の放棄どころか、はなから理念を追求するつもりがなかったと受けとめられても仕方ない。
丸暗記をしていつでもそのクオーテーションができるような、引用ができるような、そういう教養面というものを非常に重視する、これが二番目でありまして、三番目が、哲学というものを、今フランスで話題になっておりますのは幼稚園のころから哲学を始めようと、こういうんですね。なぜ幼稚園かというのは、哲学というのはそう難しく考えることじゃなくて、あらゆることに疑問を持つと。
その判決の結論を丸暗記していることが法律家の資質として必要かといえば、絶対に必要でないわけです。 だから、まず第一に、大臣もおっしゃったとおり、この問題が不適切だと思います。と思うんですけれども、現に出されてしまって、植村教授は自分の教え子たちだけにこの判決は大切ですよ、覚えておきなさいというふうに流しているんです。
受験のあり方もかなり問題だと思うんですけれども、やはり暗記に頼る、先生方から言われたことを丸暗記するような学習方法になっていると思うんですね。 それで、戦後、学生評議会というのが子供たちの間にあったということをちょっと伝え聞いたことがあるんですけれども、やはり戦後の教育というのは国民主権、基本的人権を学ぶ、憲法の観点からそういった教育内容があったんだと思うんです。
私が司法試験を受けよう、そういうふうに決心をしました昭和五十七年当時、この昭和五十七年当時におきましては、憲法、民法、商法、訴訟法、いわゆる六法、何千条かに及ぶこの六法を丸暗記する、そして何千ページかに及ぶ教科書と判例集を覚える、その根気と時間だけあれば、才能も要らない、何も要らない、お金も要らない、そういう時代でした。
ところが、実際、次の犯罪も同じところで起こる保証はないですし、仮に、自分の学区の犯罪発生場所を丸暗記できたとしても、知らないところに行ったらお手上げ、応用力が全くつかない、こういうことになってしまいますから、どういう特徴のあるところで犯罪が起こりやすいのか、どういう特徴のある場所では気をつけなきゃいけないのかというように、未来志向の地図をつくらせる必要があります。
そこまで発展させていくのが地域安全マップづくりですから、あくまで丸暗記させるのがマップではないという、そこは非常に重要な点だというふうに思います。
○山田公述人 憲法というのは中学三年ぐらいのときにだれしもが公民の時間で条文を見たりとかそういったことはしましたし、どういったことをやるかというと、憲法九条を丸暗記してそれを書かせるとか、そういったことをやった記憶がありまして、でも、それが果たして意味があるのかというと、ただ覚えただけじゃないかということで、先生も余り憲法について理念的なことは教えてくれなかった気がするんですね。
私は、何事によらず、丸暗記ということではなくて、やはり議論すべきなんだろうと。そしてまた、中学校、高校においても憲法について議論するということがやはり要るのではないのかなと。